行天宮徒然日記|Blog

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2014.08.27

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アジャンタ


↑ さて、2日目は夜行列車で4時にアウランガバード着。
デカン高原の北西、アウランガバードから車で3時間弱の
アジャンタに来ました。
ワーグラー渓谷の断崖中腹にあるインド最古の仏教寺院群です。

アジャンタ紀元前、6世紀前後と断続的に着工されていましたが、
仏教の衰退とともに忘れ去られていたそうです。
19世紀にトラ狩りに来たイギリス人のジョン・スミスによって再発見されました。
(このエピソード、いいですよね。
まるで映画のようで、何回聞いてもワクワクします)

馬蹄形に26の寺院が並んだ石窟寺院なのですが、
そのすべてが岩山を掘り出して作ってあり、
あとから付け足したものがないというのが驚きです。
どうやって設計したんでしょう。インド人はやっぱり頭がいいですね。。。


↑ 第一窟 6世紀初期のヴィハーラ窟。 ここは壁画の内容がいきなりゴージャス!
完成度が高いのです。


↑  アジャンター最古のチャイティア窟 
側壁にはインド最古の仏教壁画がありました。
柱には遺跡発見者ジョン・スミスさんが書き残した落書きが残っています。


↑ 柱の彫刻はあちこちできめ細やか。
美しかったです。
私のお気に入りはこれ・・。

↑「絵画のアジャンタ」と言われていますが、私にとっては「柱のアジャンタ」でした。
思わずうわあと声が出てしまうキレイにならんだ柱。
ストゥーパと言われる仏塔が奥にあります。
かつて仏教は仏像を持つ習慣がなく、仏塔を拝んでいたそうです。


↑ 最後の26窟は彫刻の内容も解脱や悟り、宇宙などがテーマ。
涅槃像のお顔が素敵でした。

圧倒されるような彫刻の数々。
早くもはるばる見に来て良かったと感慨に浸ってしまいましたが
明日はアジャンタよりすごいと言われるエローラです。楽しみ・・・!

2014.08.25

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ムンバイーアウランガバード:列車

インド第1食目はビリヤニでした。
◎ピラウ=炊き込みご飯のようなもので、
◎ビリヤニ=その豪華版。さらに混ぜご飯要素がプラス ということで
特別なメニューだそうです。
現地のみなさんがふだん食べるのはピラウだそう。
ライムをかけるとさっぱりして美味でした。

そしてとうとう電車の時間。
日本からcleartripというインドの列車予約サイトでチケットをおさえていたのですが、
私のチケットはRAC3(=reservation against cancellation) という
「電車にのる権利はあるが座席は確保できていない状態の、キャンセル待ち3番目」で、
当日までにキャンセルが出るかどうか、内心ずっとドキドキしていました。

駅のホームに最終乗車リストが貼りだされるので、それを確認します。
受験生になった気分でけっこうドキドキしますが、

無事、名前を発見。一安心です。
当日けっこうキャンセルが出るので心配しなくていいよ、とは聞いていたのですが
書面で確定すると安心感が違います。

中央線の2倍はありそうな、なが~い夜行列車。
エアコンなしの車両は窓から飛び込んで座席を争奪していて
思っていた通りのインドの電車感でした。

今回はA2という、エアコン付の寝台車にしました。
上下2段ベッドで、紙袋に入ったシーツが各ベッドに備え付けてあって清潔です。


↑ シーツの入った紙袋に筆談中の様子。

乗り込んでからは周りの人とおしゃべりタイム。
インド人の超絶巻き舌英語に苦戦しつつ、
ヒンドゥー教のことなどを教えてもらいました。

横の席にいたシーク教徒の方にお弁当をお裾分けしていただきました。
ビリヤニ、チャパティ、パニール(水牛チーズ)カレー、
やさしい家庭の味でウマウマでした。

そして、アジャンタへ

2014.08.23

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インド初日

こんにちは、院長です。
夏休みは初インドへ行ってきました。
この日はたまたまインド独立記念日。
インドの国旗もいつも以上に飾られていた様です。

国旗で使われている色。
強さと勇気を表すサフラン色、成長と吉兆を表す緑色は
僕は結構好きな色です。そんな意味があるとは・・。

早速、インドの西にあるムンバイについてすぐプリペイドタクシーに乗りました。
エアコンなしで560ルピー。 50分ぐらいの距離を (約900円)でした。

インドの交通規制はどうなっているのでしょうか?
とにかく飛ばす、そして常にクラクションは鳴らし続ける。
かなり煩かったのですが、この国では鳴らすのが当たり前の様です。
トラックにはよく後ろの車から見えるよう 
「 HORN OK PLEASE 」 の文字。
まるで、挑発するかのようでした。
インド独特の自己アピールにも見え、笑えました。

一般道で時速80キロから90キロが平均速度。
よく見ると、バックミラーがない。
そして右のサイドミラーは破損してなくなっていました。
若干不安な気持ちになりつつも、無事にゲストハウス到着。


↑こちらがインドで最大の乗降客数を誇るチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST)駅。
世界遺産です。さすがに綺麗でした。


初日はお昼ごろにゲストハウスで休憩。
今回はTravellers Inn の3ベッドドミトリーです。
この日、夜行電車でムンバイを発つのですが
長旅だったのでシャワーと休憩用に、奮発して予約しておいたのが大正解。
ぬるくても水圧が弱くても、シャワーを浴びて生き返る!


まずは付近をブラブラ。
今夜の夜行列車の乗り場確認をしようと、
明るいうちにCST駅へ向かいました。
さすが人口13億人の国、駅構内はすごい数の人人人
そしてみんな見てくる・・。
常にカレーのスパイスを主とした色んな匂いがしていました。


出発までムンバイの街を練り歩く。
織田裕二みたいな人が沢山・・見てくる・・。
いきなり初日から熱い視線で歓迎を受ける。
この後、、インド旅行では終止熱視線攻撃を受ける事になりました。

つづく

2014.08.22

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本日より診療開始です

当院、本日より通常診療です。よろしくお願いいたします。

昨日まで夏休みを頂いて、インドへ行って参りました。
長い間のお休みにご理解くださりありがとうございました。
お陰様で楽しい休暇になりましたので、
追ってそちらもご報告できればと思っております。

(写真はムンバイのインド門にて、優しいシーク教徒の皆さんと)

2014.08.09

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梅の土用干し

今年も梅干し作りがぶじ終了しました。
たしか今年で4年目になりますが、
梅干しは市販品より自家製の方がだんぜんおいしいと思います。

今週前半の酷暑を活かして土用干しをしました。
こちらが初日↓

南高梅の黄色に日差しがあたって幸せ感満載です。

そして3日目、最終日↓

梅が赤くなっていくのを見るのが毎年楽しみです。

今年は秋からぬか漬けもはじける予定。
噂の「卵のぬか漬け」を作ってみたいです。
保存食作りは実験っぽくて、
ふつうに料理をするより気分が盛り上がります。

2014.08.04

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棒ノ折山

こんにちは、院長です。
昨日はほぼ月1恒例の低山登りに行ってきました。
行先は東京と埼玉の県境にある969mの棒ノ折山です。
酷暑の真っ最中+低山=暑い、ということで
熟考した結果、水場を歩けて沢登り気分が楽しめるという点が決め手となりました。

行きはJRの川井駅からスタートして、帰りは西武線の飯能から帰って参りました。
上りがほぼ植林の中を歩くだけで単調ですが、
(実際、頂上まで誰にも会いませんでした)
西荻近辺から行かれる場合は一番アクセスしやすいコースだと思います。

イナゴ?↓

ゴルジュ(両側の岩壁がせばまっている谷)初体験。
夏場の登山は水が近くにあると幸せな気分になれます。
途中、滝が沢山あって僕の琴線に触れるポイントが多かったのも◎。

デザートにパイナップル半分を一口サイズにして
冷凍したものを持っていきましたが、
ほどよくとけて大成功でした。
そして帰りにさわらび温泉にて疲労と汗を取り除いて
さらにリフレッシュできました。
棒ノ折山、暑い季節の登山にとってもオススメです。

2014.07.25

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ラクダハコフグ ☆

ラクダハコフグのゼンコが星になってしまいました。
ここに来て2カ月たったばかりなのに、
かわいそうなことをしてしまいました。。。。

またもや白点病が出ていたので水替えをしたのが悪かったのか
停電で酸素が足りなくなったのか
原因はハッキリわかりませんが、さびしいです。

クマノミのジョージは同じ条件下でも元気なのが不思議です。
ハコフグ、かわいいけどむずかしい。。。。
クマノミ一匹だけでは受付がさびしいですが、
今後どうするかはちょっと作戦を練ります。

かわいがってくださった皆様、ありがとうございました。

2014.07.18

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ロイヒのおじさん

みんな大好きなロイヒのつぼ膏。
もちろん私も10年来愛用しています。

あの、箱とシートに印刷してあるおじさんは
開発者のロイヒ博士だと長年信じて疑うこともなかったのですが、
実は架空の人物だということを本日知りました。

そもそもロイヒとは、
ートエキス
クタモール
ノキチオール。
主成分の頭文字から作られた商品名だそうです。

もしかして有名な話なのかもしれませんが、
あんまり衝撃だったのでお知らせしたくなりました。
誰が描いたのか、モデルは誰なのか、
ご存じの方がいらしたらぜひ教えてください。

2014.07.09

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夏2014 収穫


こんにちは、院長です。

区民農園でじゃがいもの収穫をしてきました。

梅雨の最中で雨が心配でしたが
ぶじ天気に恵まれて、いも掘りができました。

写真は収穫にご協力いただいたお仲間くん(2歳)。


トマトもだんだん赤くなってきました。

新じゃがはまずジャガバターにしてみました。美味。
次はどう料理しようか楽しみです。

↑こちらはネギ


こちらは枝豆、ピーマン↑

その他にも茄子、紫蘇、バジル、オクラ、ブロッコリーが収穫できそうです。

再度自宅では、プランターにて種からキュウリを育てようと計画中です。

台風8号が明後日ぐらいには
関東にもやってきそうですが、
荻窪の畑は負けませんよ。

熱帯低気圧になってしまう事を祈ります。
それにしても雲行きがあやしい・・・。

皆様、事故や体調の変化にお気を付け下さい。

2014.07.04

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ゆるむ を考える・・・はりの効き目

はり好きな人がよく口にする 「ゆるむ」。

経験のある方は分かると思いますが、
はりをすると、身も心も
ゆるんだ感じになります。

「ふわっ」とするという人もいるし、
ジェットコースターでてっぺんから降りる時の感じ、
という人もいます。

私もはりが好きなので、
その感覚はよく分かりますが、
はり未経験の方にこの感覚を説明するのは
なかなか難しいです。

そこで身体が実際どのくらいゆるんでいるのか
数値で説明したいと思います。

今回は院長で実験しました。
施術の前後で前屈をしてもらいます。

前屈して、床から指先までが約29センチ。
(院長は体が硬いですね。。。。)

そしてはり。
当院では長野式という方式ではりをしています。
まず脈、おなか、手足の反応点をチェックして症を決定し、
症に合わせて「基本処置」という
身体全体を整える処置をしていきます。

最近珍しく飲みすぎて
肝実という肝臓のお疲れ症状に悩まされている院長。
今回は、そこをゆるめるはりをしました。

そして再度前屈。
数字、見えますか?床から12センチ!
17センチも変化がありました。

ゆるむ には
感覚的なことはもちろん、身体的にも大きく変化があることが
お分かり頂けたでしょうか?
緊張やストレスが続くと体に変な力が入っているのを
感じる方は多いと思いますが、
身体がゆるめば心もゆるむし
もちろんその逆もあり、といえます。
どちらにもアプローチできるのがはりの良いところです。

このゆるむ感じはけっこうクセになります。
心身とも力が抜けない方に
ぜひ試して頂きたいです。

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