坊ちゃん 読書会
こんにちは、院長です。
昨日はそれいゆ読書会に参加して来ました。
今回のお題はあの「坊ちゃん」です。
内容はなんとなく覚えていましたが、
改めて読んでみると、
テンポの良さがとても気持ちよかったです。
読書会には8人が参加。
「親譲り」なのに肝心の親についての描写が少ないとか(冒頭の文章参照)、
作品が痛快もので明るいとか、いやいや暗い作品だとか。
作者の意図はいったい何だったのかとか、
松山を漱石が悪く言い過ぎであるとか、
こんな主人公とは現実に付き合えないとか、
渾名ばかりであったとか。
清以外の事があまり詳しく書かれていなく物足りないとか、
親から可愛がられ無すぎる、清は漱石にとって母親の理想像ではなかろうかとか、
漱石は結局、学校の先生になりたかったのではないかとか・・・。
その他いろいろの意見が大変面白かったです。
僕は個人的に山嵐が好きでした。
漱石が坊ちゃんを描いたのは丁度今の僕と同じ年頃だったと思われます。
100年以上も前の作品ですが、
新鮮な気持ちで読めて楽しかったです。
学生時代にあまり本を読む習慣がなかった事を
今更ながら反省しています。
今更でも、月に1冊から読書の習慣をつけたいです。
皆さんもぜひ、坊ちゃんもう一度読み直してみてください。
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