ふきのとう
なかなかお天気がスッキリしませんね。
こんにちは、院長です。
先週、患者さんからお庭で自生したふきのとうを頂きました。
実は、ふきのとうを自分で料理したことがなかったのですが、
今朝のNHKラジオで、たまたま紹介していました。
フライパンにオリーブオイルを入れて
塩麹、赤唐辛子で炒めた一品。
ダイヤモンドユカイさんが、
うまいうまいと食べていました。
何とタイムリーな。
確かにうまそうだ。
色々と食べ方を検討して早々に頂く予定です。
ラジオによると、
熊が冬眠から覚めた時、最初に食べるのも
「ふきのとう」だとか。
ふきのとうの歴史は古く、縄文時代から食べられていて、
平安時代にはすでに栽培が始まっていた、と伝えられています。
キク科の植物「蕗(ふき)」のつぼみで、
花が咲いた後には、
地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。
花が咲くと食用にはできないので、
ふきのとうの収穫時期はほんのわずかだそうです。
早春に収穫される山菜の代表格ですね。
冬の間にたまった脂肪を流して、
味覚を刺激して気分を引き締めて一年の活動をスタートさせてくれるそうです。
まさに春のはじまりにピッタリ。
ちなみに、苦み成分はアルカノイドとケンフェールといいます。
アルカノイドは肝機能を強化し、新陳代謝を促進します。
ケンフェールは活性酸素などの発ガン物質を抑制する効果があります。
あの独特な香りの成分はフキノリド。
胃腸の働きを良くする効果があるといわれています。
(消化が悪いので食べ過ぎはご注意ください。私も大量に天ぷらを食べて
胃を壊した苦い思い出があります。)
明日は啓蟄です。
暦の上では動物や虫も眠りから目を覚ましますね。
旬のものを食べて
人間も元気に目を覚ましましょう。
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