スタッフKです、こんにちは。
先日空き時間ができたので
国立新美術館へ行ってきました。
『蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる』展を楽しみにしていたのです。
2008年の北京オリンピックの火薬の人、というと
ご存じの方がけっこういらっしゃるのでは。
私は芸術にうとくて実は全然存じ上げず(そしてオリンピックはあまり関心がない)
数年前に川内有緒さんの「空をゆく巨人」で蔡さんを知りました。
こちらの本でとりあげられている福島のいわきの展示もありました。
先日ニュースにも出ていた、
いわきの海岸で行われたサンローランが支援していた
「満点の桜が咲く日」の昼花火の映像も見られたのですが、
火薬なのに完全に桜でびっくりしました。あんなの初めて見ました。
展示されている作品も映像も、
とにかく色々全部大きくて、なんだか涙が出てきてしまいました。圧巻。
大きい国の人は心も作品も大きい。。
すごい見ごたえで時間が足りなかった。もう一度見たいです。
年々涙腺がゆるくなってきており、
感動すると恥ずかしいくらい泣いてしまいます。
先日「アフターサン」という映画を観てきたのですが、
帰り道、号泣といってもいいレベルで涙が止まらなくなってしまい、
我ながら、泣きながら原宿をさまよう訳ありの中年女でした。
乗り換えの代々木のホームでは誰もいなかったので
声をあげて泣いてしまう始末。
同じような方、いますか?もう少し抑え気味にしたい。
↑こちらは空をゆく巨人にもそのエピソードが出てくる
蔡さんのお父さんがマッチ箱に描いた作品。
実物が見られてうれしかったです。
私は川内さんの大ファンで、
どのご著書も読むたびに心が広々してくるのです。
友人知人に勧めまくっているので
多少売り上げにも貢献している自負もあります。
川内さんは西荻在住であることを公表されていますが、
多分けっこうなご近所さんなようで
しょっちゅうお見かけするのですが、
ファンすぎて物陰からそっと見るのが精一杯です。
今度お会いしたら、勇気を出してお礼の気持ちをお伝えしたいです。