ゆるむ を考える・・・はりの効き目
はり好きな人がよく口にする 「ゆるむ」。
経験のある方は分かると思いますが、
はりをすると、身も心も
ゆるんだ感じになります。
「ふわっ」とするという人もいるし、
ジェットコースターでてっぺんから降りる時の感じ、
という人もいます。
私もはりが好きなので、
その感覚はよく分かりますが、
はり未経験の方にこの感覚を説明するのは
なかなか難しいです。
そこで身体が実際どのくらいゆるんでいるのか
数値で説明したいと思います。
今回は院長で実験しました。
施術の前後で前屈をしてもらいます。
前屈して、床から指先までが約29センチ。
(院長は体が硬いですね。。。。)
そしてはり。
当院では長野式という方式ではりをしています。
まず脈、おなか、手足の反応点をチェックして症を決定し、
症に合わせて「基本処置」という
身体全体を整える処置をしていきます。
最近珍しく飲みすぎて
肝実という肝臓のお疲れ症状に悩まされている院長。
今回は、そこをゆるめるはりをしました。
そして再度前屈。
数字、見えますか?床から12センチ!
17センチも変化がありました。
ゆるむ には
感覚的なことはもちろん、身体的にも大きく変化があることが
お分かり頂けたでしょうか?
緊張やストレスが続くと体に変な力が入っているのを
感じる方は多いと思いますが、
身体がゆるめば心もゆるむし
もちろんその逆もあり、といえます。
どちらにもアプローチできるのがはりの良いところです。
このゆるむ感じはけっこうクセになります。
心身とも力が抜けない方に
ぜひ試して頂きたいです。
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