行天宮徒然日記|Blog

2022.06.15

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ばね指

こんにちは、院長です。

たまには、まじめに症例報告です。
今月はばね指の患者さん(70代女性)が
上手く治ったのでご紹介します。

まず、ばね指とは
仕事や家事のほか、
現代ではパソコンやスマートフォンの使い過ぎで
症状が出やすいと言われております。

手指の使いすぎで
筋肉と骨をつなぐ「腱」という組織に炎症がおきます。
そして腱と、それを包む腱鞘という組織がこすれあって摩擦が生じ、
腫れや痛みが生じてしまっている状態です。

さらに痛みがあるのに使い続けていると
腱が厚くなってしまい、
指の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなります。
それを無理に動かすと、
指がばねの様にカクンカクンと跳ね上がる現象が起きる。
これが「ばね指」です。

上記の手の使い過ぎ以外に
更年期、妊娠中など、
女性ホルモンの変化によっても起きるようです。
だからばね指の患者さんは女性が圧倒的に多いです。
主に親指、その他中指や薬指に出る方が多いように思います。

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今回の患者さんは右の薬指でした。
一番痛みがひどかったのが3月初旬、当院にいらしたのが3月中旬。 
現在3か月が経過、この間の通院は13回でした。
まじめな方なので、定期的に通っていただいたおかげで
ほぼ完治に近づいております。

初診の時は随伴症状として脊椎間狭窄症と医師の診断を受けており、
腰も背中も、首までが丸まって大変辛そうでした。
こちらの痛みと歪みも順調に改善。 

色々な治療法を試した結果、
今回のはりとお灸が一番効いたと言って頂きました。 
大変ありがたくうれしい言葉です。

治療は脈診と腹診、その他ポイントとなる経穴(ツボ)の状態を見て、
その方の症状や体質に合わせた処置をおこないます。
はり、お灸、マッサージを組み合わせていますが、
はりが苦手な方は事前に言っていただければお灸とマッサージで対応します。
 
50代くらいからばね指やへバーデン結節など、
手先の痛みでお悩みの方が増えてくると思いますが、
まずはお気軽にご相談ください。

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